Hall効果測定は、半導体材料における基本特性である伝導型(p, n)、キャリア濃度、移動度を測定するものです。磁場中で、半導体材料に電流を流した場合、これらと直交する方向に電圧が発生します(Hall効果)。この電圧の極性と大きさから、上記の基本特性が求められます。
測定は、6~8mm角程度の半導体ウエハ片の四隅にオーミック電極を形成した試料を作製して行う Van der Pauw法が一般的です。(図1)
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